2015年12月02日

ニュージーランド海軍の現有戦力

今回はニュージーランド海軍の現有戦力についてカキカキしていこうと思います。

ニュージーランド海軍の規模は非常に小さく、まともな艦としては2隻のアンザック級フリゲートしかありません。

ニュージーランド海軍の現有戦力

テ・カハとテ・マナですね。昔の朝ドラで活躍した某有名姉妹みたいな感じ。確か『ふたりっ子』だったかな? 排水量は3600tほど。武装は127mmの単装の速射砲が1基と、8セルの艦対空シースパローと、3連装の短魚雷発射機が2基に、20mmのバルカンファランクスが1基だったはず。

次に紹介するのはアンザック級フリゲートを補完するオタゴ級哨戒艦です。これまた保有するのは2隻で、艦名はネームシップであるオタゴと首都名から取ったウェリントンの2隻です。

ニュージーランド海軍の現有戦力

排水量は1900tほどで、武装は25mmのチェーンガンに12.7mmの機銃が2基の計3丁です。1900tながらヘリコプターを1機搭載できます。そして格納庫もあります。

次に大きい警備用の船としてはロトイティ級の哨戒艇を4隻保有していて、艦名はネームシップのロトイティの他、ハウエア、プカキ、タウポです。

ニュージーランド海軍の現有戦力

ロトイティ級になると排水量は340tになり、一気に小さくなってしまいました。武装も50口径の12.7mm機銃が3丁ほどです。それでも前級のモア級哨戒艇と比べると250tほど排水量が上がっています。ちなみに、ニュージーランド海軍で1番新しい船でもあります。

2番目に新しくて、1番活躍しているのは揚陸艦であるカンタベリーのような気がします。太平洋の島国への災害派遣でも大活躍していますしね。

ニュージーランド海軍の現有戦力

同型艦はなく、カンタベリーは1隻のみ。排水量は9000tとニュージーランド海軍の船の中では2番目に大きいです。でも、揚陸艦なので、武装は小さいオタゴ級哨戒艦と全く同じです。

いよいよ出てきました。ニュージーランド海軍で最も大きく、アンザック級のフリゲートを海外派遣するのには欠かせない補給艦のエンデバーです‼︎

ニュージーランド海軍の現有戦力

排水量は12300tで、唯一10000tを超える船でもあります。カンタベリー同様、補給艦もこの1隻のみ。武装もなしです。その代わり、後部甲板にヘリコプターを1機搭載できます。格納庫もあったかな?

最後に紹介するのは水中作業母船のマヌワヌイです。これも同型艦はなく、この1隻のみ。海軍のダイバーをサポートする船なのかな?

ニュージーランド海軍の現有戦力

排水量は910tほど。写真だと機銃で武装していますが、正確な数と機種は不明。少ないニュージーランド海軍の船の中でも、1番使用用途がわからない船でもあります。

以上がニュージーランド海軍の現有戦力で、全ての艦種であります。数えてみると計11隻。なんて少ないんだ。日本の海上自衛隊は140隻以上を保有しているのに……。12分の1ほどの戦力である。

排他的経済水域も日本の次に多いのにな〜。仮想敵国が近くになくて、隣国のオーストラリアとも2000kmも離れていると、海軍の戦力もこんなに少なくなってしまうのか……。まー人口も少ないしな。






Posted by ヒラシン at 18:30│Comments(0)
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