2016年08月08日
ニュージーランド空軍がF-35を導入?

ニュージーランド空軍に戦闘機が再び配備されないかな〜っと、定期的にググっているのだが、その中で気になる記事を発見したのでご紹介。スマホの画面をそのまま撮影した写真なので、見づらいかもしれません。

この記事は『F-35 韓国の導入決定で喜ぶのは誰か?』というタイトルで、タイトルどうり検索したり、タイトルの中の複数の単語で検索しても出てきますが、自分が驚いたのはニュージーランドがF-35を導入するかもしれないという事。
この記事にどれだけの信憑性があるか分かりませんが、あのクソ高くなってしまったF-35を導入する可能性があるらしい。 そこで、自分なりにF-35を導入するかもしれない理由を考えてみました。
①隣国のオーストラリアにF-35の整備拠点ができること。これによりF-35を配備しても整備がしやすい。
②30年間運用したときのライフサイクルコストがローコストで有名なサーブ・グリペンより30億円も安くなること。
③今も数ヶ国に採用されているが、更に採用国が増え、生産機数が増えれば量産効果により機体価格の低下の期待ができること。
などかな〜って思っています。30年間運用したときのライフサイクルコストがグリペンよりも安くなるのは「本当か?」ってな感じですけど。ノルウェーはそれが理由でグリペンではなくF-35の導入に踏み切りましたね。
そうやって見てみると、F-35は初期投資は大変ですけど、後は楽ですよーってな感じの機体なのかな?
初期投資がどうしてもキツくて、戦闘機を再導入するなら、やはりグリペンか、従来通りF-16か、中古で余剰となったF/A-18、エンジンが実質ロールスロイス(たぶん)のユーロファイター・タイフーンの導入の可能性はありますかね。
※ニュージーランド航空のジェット旅客機はエンジンがイギリス連邦らしく大体ロールスロイス製なので整備のしやすさ的に。でも民間機は流石に別かな?
アメリカ空軍のT-38タロンの後継の次期ジェット練習機の選定であるT-X計画のコンペ参加機も機体価格の安さ的に採用される可能性はあるでしょうね。米韓が共同開発したKAIの練習機T-50の戦闘攻撃型であるFA-50、メジャーなBAeホークの最新型、斬新な設計のテキストロンのスコーピオンや、ボーイングとグリペンが共同開発するBTX-1などなど。
そして、もしニュージーランド空軍に再配備された戦闘機がF-35になると、初めて日本、オーストラリア、ニュージーランドと同じ戦闘機を導入することになりますね。もしかしたら、上記の記事が記載する国名を間違えている可能性もあるけど。
そうなるとニュージーランドはA-4の後継機としてF-35を導入することになるから、世代の開きが凄いですね。2〜3世代くらいかな? 初飛行に50年、すなわち半世紀くらい離れていますからね。
マレーシアは本当でしょうね。何かの航空雑誌で、マレーシア空軍の稼働率の悪いMig-29の後継機リストにF-35は上がっていなかったので、恐らく同空軍のF/A-18の後継機に当てられると思われます。
そうなると環太平洋地域でF-35を導入する国はアメリカ、日本、韓国、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドの7ヶ国になる可能性がある訳か……。

国際合同の軍事演習とかの同一機種戦で、盛り上がりそうだ。
Posted by ヒラシン at
20:37
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2016年08月03日
東京マルイの次の次世代電動ガン(30口径)
東京マルイの次の次世代電動ガンで30口径(7.62mm弾)を使うモデルはLMT社のL129A1(LM308MWS)にならないかな〜と前から思っている。

動力源としてSOPMODバッテリーを収納するクレーンストックが使えるし、SOPMOD M4の設計も流用出来そう。レシーバーを大型化してレイルハンドガードと結合し、更にレイルをハイダー側に延長などなど。

開発費と価格を抑えるために、マガジンはSCAR-Hの物と共通にしたり、ピストルグリップはA2タイプの物を使用、ハイダーはレシーライフルの物と同様にしてアイアンサイトも付けないなどなど。

人気度からだとSR-25 or M110なんだろうけど、もう色んなメーカーからモデルアップされちゃってるからな〜。
そういうことを考えるとアメリカ軍の次に人気がありそうな3強(イギリス軍・ドイツ軍・ロシア軍)の中のイギリス軍に採用されているL129A1は穴場的なような気がします。自分の好きなニュージーランド軍でも採用されてるし。確か、まだ何処のメーカーもモデルアップしていないハズ。
東京マルイさん、頼んまっせー。
そういえば、東京マルイのクレーンストックのブラックと、VLTORのEMODストックのフラットダークアースは長らく再販されてないな……。
何かあるのかな……。

動力源としてSOPMODバッテリーを収納するクレーンストックが使えるし、SOPMOD M4の設計も流用出来そう。レシーバーを大型化してレイルハンドガードと結合し、更にレイルをハイダー側に延長などなど。

開発費と価格を抑えるために、マガジンはSCAR-Hの物と共通にしたり、ピストルグリップはA2タイプの物を使用、ハイダーはレシーライフルの物と同様にしてアイアンサイトも付けないなどなど。

人気度からだとSR-25 or M110なんだろうけど、もう色んなメーカーからモデルアップされちゃってるからな〜。
そういうことを考えるとアメリカ軍の次に人気がありそうな3強(イギリス軍・ドイツ軍・ロシア軍)の中のイギリス軍に採用されているL129A1は穴場的なような気がします。自分の好きなニュージーランド軍でも採用されてるし。確か、まだ何処のメーカーもモデルアップしていないハズ。
東京マルイさん、頼んまっせー。
そういえば、東京マルイのクレーンストックのブラックと、VLTORのEMODストックのフラットダークアースは長らく再販されてないな……。
何かあるのかな……。
Posted by ヒラシン at
20:58
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2016年08月01日
ニュージーランド空軍、幻のF-16戦闘機
ニュージーランド空軍が2001年に戦闘機部隊を廃止し、A-4攻撃機の後継としてF-16戦闘機を導入しようとした計画を破棄したことは、F-16マニアやマイナーな中小国空軍好きには有名な話ですが、その導入しようとしたF-16はどのような物だったのか、ブログに書いていこうと思います。
ネットで見つけた幻のニュージーランド空軍のF-16の塗装。前任のA-4の最後の塗装と同じくオリーブドラブ一色ですね。イカロス出版の世界名機シリーズのF-16(シリアルナンバーの項)によるとF-16の内の何機かは先にリースされており、その内の1機と思われます。↓

まず、導入しようとしたF-16のタイプはA/B型のブロック15 OCU(オペレーションキャパビリティーアップグレードの略。すなわち作戦能力向上の意味)というタイプで、ブロック15をベースに1987年から改修を開始しC/D型で採用された広視野型のHUD(ヘッドアップディスプレイ)を装備したことや、中央コンピュータの能力を拡張、新しい兵器としてAIM-120アムラーム空対空ミサイルやAGM-65マーベリック空対地ミサイル、AGM-119ペンギン空対艦を搭載できるようにしたタイプである。
それらの兵器を運用できるようにするために機体の構造を強化し、新しいエンジンであるF-100-PW-220に換装、最大離陸重量も17010kgにまで増加した。その他にもAN/ALE-40 チャフ/フレアディスペンサーとAN/ALQ-131 ECMポッドの搭載や、電波高度計、データ転送ユニット、AN/APX-101 IFFなどの装備も可能にした。C/D型で例えると、ブロック30もしくは32型相当の機体になったものである。
対艦ミサイルであるAGM-119(最大射程40km)を搭載できる点は島国であるニュージーランドにとっては大きな利点かもしれないですね。AGM-65にも艦艇攻撃型(F型)はあるけど、最大射程が25kmと短いんだよなー。できればAGM-84ハープーン(最大射程120km)とか積みたいのだろうけれど、F-16ではC/D型のブロック40/42もしくはブロック50/52しか搭載できないし、F-16でAGM-84を運用することは、あまり実用的じゃないらしい。って何かの本に書いてあった記憶がある。
導入予定だった機数は28機と決まっており、シリアルナンバーも既に決まっていた。28機の内訳は単座のA型が13機に、複座のB型が15機だった。シリアルナンバーは単座のA型はNZ6521〜6533で、複座のB型がNZ6541〜6555である。
ここで不思議なのが28機という中途半端な導入機数で、ニュージーランド空軍が最後に使用していた近代化改修を施した20機のA-4より、やや多い機数であること。複座型であるB型の方が機数が多いことの2点が上げられる。
A-4とF-16を比べたら、機体価格は明らかにF-16の方が高いのに、導入予定だった機数は8機も多いのである。もしかしたら、アメリカから「28機まとめて買ってくれたら安くするよー。」とでも言われたのかな〜?
※この28機は元々、パキスタン空軍への輸出用だったが、核兵器関係でのゴタゴタがあり、輸出禁止になってアメリカ国内で保管されていた物。
機体バリエーションの面から見ても教習用の複座型の方が多いのも気になる。通常は何処の国でも戦闘機部隊は、ガチ戦闘用の単座型の方が多くなるのだが、ニュージーランド空軍が導入予定だった機数は、複座型の方が単座型よりも5機多い。
自分が調べた中では他のF-16導入国で、複座型の方が多いのはシンガポール空軍のみだった。参考はイカロス出版で、石川潤一薯の『世界の空軍』。この本もちょっと古いので、もしかしたら、今では違うのかな? 保管していた機体が、ちょうど複座型の方が多かったってのも要因かもしれない。
いやーしかし、太平洋戦争中にニュージーランド空軍に配備された1番好きなレシプロ戦闘機であるF4Uコルセアが原因で色々調べているうちに、他のニュージーランド軍(陸軍&海軍)やニュージーランド自体が好きになったのに、今では空軍に戦闘機部隊が無いのは悲しいですな〜。特にF-16やF/A-18などの第4世代のジェット戦闘機が好きだし……。

ニュージーランドの政権が1999年から2008年に労働党になってしまった事により、時の首相ヘレン・クラーク(下の写真)の一言によって空軍は戦闘機部隊を廃止することになってしまった。1999年から今でも国民党だったら、戦闘機部隊はあるだろうし、逆に2008年から労働党が政権を握っていたら、2010年ぐらいに戦闘機部隊は無くなるかもしれないけど、配備は完了していたと思う。

そして、ニュージーランドに今でも当時の編成のままの戦闘/高等訓練部隊&軽攻撃/中等訓練部隊(第75&第14飛行隊)があったら、ちょうど軽攻撃/中等訓練部隊に配備されているMB-339CBの後継機選定が始まっているころか。
※F-16は2030年代まで運用すると思います。
そしたら、どんな機種が候補に上がるのかな〜? MB-339と同じイタリアのアエルマッキのM-346か、イギリスのBAeホークの最新型か、アメリカの斬新なテキストロンのスコーピオンか、妄想は膨らむばかりです。※ちなみに第14飛行隊は去年、初等練習機であるT-6CテキサンⅡを配備して復活しました。
もしかしたら、戦闘機部隊を復活させる兆しかもしれない……。
ネットで見つけた幻のニュージーランド空軍のF-16の塗装。前任のA-4の最後の塗装と同じくオリーブドラブ一色ですね。イカロス出版の世界名機シリーズのF-16(シリアルナンバーの項)によるとF-16の内の何機かは先にリースされており、その内の1機と思われます。↓

まず、導入しようとしたF-16のタイプはA/B型のブロック15 OCU(オペレーションキャパビリティーアップグレードの略。すなわち作戦能力向上の意味)というタイプで、ブロック15をベースに1987年から改修を開始しC/D型で採用された広視野型のHUD(ヘッドアップディスプレイ)を装備したことや、中央コンピュータの能力を拡張、新しい兵器としてAIM-120アムラーム空対空ミサイルやAGM-65マーベリック空対地ミサイル、AGM-119ペンギン空対艦を搭載できるようにしたタイプである。
それらの兵器を運用できるようにするために機体の構造を強化し、新しいエンジンであるF-100-PW-220に換装、最大離陸重量も17010kgにまで増加した。その他にもAN/ALE-40 チャフ/フレアディスペンサーとAN/ALQ-131 ECMポッドの搭載や、電波高度計、データ転送ユニット、AN/APX-101 IFFなどの装備も可能にした。C/D型で例えると、ブロック30もしくは32型相当の機体になったものである。
対艦ミサイルであるAGM-119(最大射程40km)を搭載できる点は島国であるニュージーランドにとっては大きな利点かもしれないですね。AGM-65にも艦艇攻撃型(F型)はあるけど、最大射程が25kmと短いんだよなー。できればAGM-84ハープーン(最大射程120km)とか積みたいのだろうけれど、F-16ではC/D型のブロック40/42もしくはブロック50/52しか搭載できないし、F-16でAGM-84を運用することは、あまり実用的じゃないらしい。って何かの本に書いてあった記憶がある。
導入予定だった機数は28機と決まっており、シリアルナンバーも既に決まっていた。28機の内訳は単座のA型が13機に、複座のB型が15機だった。シリアルナンバーは単座のA型はNZ6521〜6533で、複座のB型がNZ6541〜6555である。
ここで不思議なのが28機という中途半端な導入機数で、ニュージーランド空軍が最後に使用していた近代化改修を施した20機のA-4より、やや多い機数であること。複座型であるB型の方が機数が多いことの2点が上げられる。
A-4とF-16を比べたら、機体価格は明らかにF-16の方が高いのに、導入予定だった機数は8機も多いのである。もしかしたら、アメリカから「28機まとめて買ってくれたら安くするよー。」とでも言われたのかな〜?
※この28機は元々、パキスタン空軍への輸出用だったが、核兵器関係でのゴタゴタがあり、輸出禁止になってアメリカ国内で保管されていた物。
機体バリエーションの面から見ても教習用の複座型の方が多いのも気になる。通常は何処の国でも戦闘機部隊は、ガチ戦闘用の単座型の方が多くなるのだが、ニュージーランド空軍が導入予定だった機数は、複座型の方が単座型よりも5機多い。
自分が調べた中では他のF-16導入国で、複座型の方が多いのはシンガポール空軍のみだった。参考はイカロス出版で、石川潤一薯の『世界の空軍』。この本もちょっと古いので、もしかしたら、今では違うのかな? 保管していた機体が、ちょうど複座型の方が多かったってのも要因かもしれない。
いやーしかし、太平洋戦争中にニュージーランド空軍に配備された1番好きなレシプロ戦闘機であるF4Uコルセアが原因で色々調べているうちに、他のニュージーランド軍(陸軍&海軍)やニュージーランド自体が好きになったのに、今では空軍に戦闘機部隊が無いのは悲しいですな〜。特にF-16やF/A-18などの第4世代のジェット戦闘機が好きだし……。

ニュージーランドの政権が1999年から2008年に労働党になってしまった事により、時の首相ヘレン・クラーク(下の写真)の一言によって空軍は戦闘機部隊を廃止することになってしまった。1999年から今でも国民党だったら、戦闘機部隊はあるだろうし、逆に2008年から労働党が政権を握っていたら、2010年ぐらいに戦闘機部隊は無くなるかもしれないけど、配備は完了していたと思う。

そして、ニュージーランドに今でも当時の編成のままの戦闘/高等訓練部隊&軽攻撃/中等訓練部隊(第75&第14飛行隊)があったら、ちょうど軽攻撃/中等訓練部隊に配備されているMB-339CBの後継機選定が始まっているころか。
※F-16は2030年代まで運用すると思います。
そしたら、どんな機種が候補に上がるのかな〜? MB-339と同じイタリアのアエルマッキのM-346か、イギリスのBAeホークの最新型か、アメリカの斬新なテキストロンのスコーピオンか、妄想は膨らむばかりです。※ちなみに第14飛行隊は去年、初等練習機であるT-6CテキサンⅡを配備して復活しました。
もしかしたら、戦闘機部隊を復活させる兆しかもしれない……。
Posted by ヒラシン at
20:10
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